「v6プラス」固定IPサービスのためにRTX830を買った

「v6プラス」固定IPサービスというサービスがあります。

その終端として使っていたルーターをエレコムのWRC-1167GS2-BからYAMAHAのRTX830に買い替えました。

WRC-1167GS2-Bを使っていた理由

「v6プラス」固定IPサービスを使うには、

  • ひかり電話のオプションをつけて、NTTから「v6プラス」対応ひかり電話ルーター、ホームゲートウェイ 、レンタルルーターを手に入れる
  • 対応ルーター(下の方に書いてある)を購入する

のいずれかをしなくてはいけません。

ひかり電話は別に使わないので対応ルーターを買うことにしました。

しかし、一覧を見るとわかるんですがだいたい高いです。

なのでひとまずメルカリで中古のWRC-1167GS2-Bを2000円ぐらいで買って、Wi-Fiを切って使っていました。

具体的には、Wi-FiはSynologyのRT2600acをつないでそこから飛ばしていました。

WRC-1167GS2-Bに対する不満

機能が少ない

まあ家庭用ルーターなのでしょうがないです。

IPIPトンネリングが遅い

「v6プラス」固定IPサービスはIPv4のパケットをIPv6で包んで、NTTの閉域網を通ってJPNEの設備から外に出してあげています。

これがなんか妙に遅いです。体感では200Mbpsが上界、たいてい100Mbps前半という感じでした。

RTX830を買おうと思った理由

早くなりそう

で、最近ツイッターで情報収集をしていたらIPIPトンネリングはルーターの性能が結構要求されるということを知りました。

また、RTX830は頑張れば700Mbpsぐらいまで出ると情報もありました。(YAMAHA製ルーターの中でも速い方っぽい)

仕様見てないのでわかんないですが、まあさすがにRTX830のほうが性能いいでしょう。

機能が多い

はい。

Wi-Fiがない

Wi-Fiはすでに別のものがあるのでその分コスパ重視。

情報がいっぱいありそう

YAMAHA製ルーターはネットに情報がいっぱいあって、初心者の自分には嬉しそうだと思いました。

安く買えた

ひかりTVショッピングでメルマガクーポンとLINE PAYの10%オフを適用したら実質35000円ぐらいで買えました。

実際に買ってみて

バカ早くなりました。

IPv4にしか対応していないspeedtest.netで、上下300Mbpsが下界という感じで、調子がいいと500Mbpsぐらい出ます。

RTX830のCPU使用率を見ても最大40%ぐらいしか使ってないようなので、NGN網のIPv6のスピードを十分に引き出せているようです。

ちなみにYAMAHAのルーター初なんですが、CONFIGの書き方の情報がネットに散乱していて結構難しいです。

YAMAHAのサイトに「v6プラス」固定IPサービスの設定例があって、とりあえずこれを使えば動いたので助かりました。